DISCOGSのコンディション表記について

Discogsのコンディション表記は以下の8グレードとなります。

Ｍ (M)
Near Mint (NM or M-)
Very Good Plus (VG+)
Very Good (VG)
Good Plus (G+)
Good (G)
Fair (F)
Poor (P)

そしてこのコンディション表記が

Media condition (盤の状態)
Sleeve condition (ジャケットの状態)

の2つに採用されています。下記の通りですね。

特にVG以下のものは別途どんな状態かを明記している場合もあります。

通販なので思っていたのと違ったと返品されたらどのセラーも困ります。

ただ、本来ジャケットがないものをダイカットスリーブに入れて格安で出したりする

セラーもいたりするのでコンディション表記以外のコメントもしっかり見たほうが

良いと思います。HIP HOPの12”などにあったりしますね。またCDも盤だけだとか、

バックインレイ(裏ジャケット)がないといった表記を入力して出品しているセラーも

います。

最後にコンディション表記がどの程度を指しているかという部分です。

ここは正直セラーの主観なのでそれぞれ捉え方が違います。だだしここ数年、

グレーディングに関してはどんどん厳しくなっている傾向にあると思います。

前述した通り、グレーディングの甘さから返品になればセラーが大損をすることに

なるので厳しくコンディションをチェックするバイヤーがセラーのコンディション表記の

レベルを上げているのではと思います。

私自身は数百枚のレコード・CDをDiscogsやebayで購入していますがその経験則

でおおよそ下記の通りになるのではないかという説明になります。あくまで

参考程度にご確認ください。

Ｍ (M)：新品

★Near Mint (NM or M-)：新品同様
傷がないだけでなく、使用感もあまり感じない。盤のツヤも残っており、再生を
繰り返したような傷以外の劣化が感じられない。


★Very Good Plus (VG+)
このコンディションは正直幅が広く、セラーによってばらつきがあります。
傷はあるが音・再生に問題のないヘアダメージ程度。


★Very Good (VG)
音・再生に問題はないが全体的に細かな傷が散見される。年双方の経年の使用感
が感じられる。


★Good Plus (G+) ～ Good (G)
  傷の場所次第ではノイズの出る可能性がある。全体的な傷・使用感がある。


★Fair (F) ～ Poor (P)

ここまでくると見た目はよほどのものと思った方が良いと思います。その反面

低価格で出している商品、安い分それなりのものですよという状態。